もうすでの10日以上が経ってしまったので、かなり焦り気味にご報告を・・・
先日16日(土)に以前から告知をしておりました、『BIOファーマーズディナー「自然栽培農家と語る会」』を開催いたしました
当日は定員を超えるお客様で、店内は非常に盛り上がりました。
今回は皆さんに自然栽培で作られる生産物をご紹介しつつ、作っている本人も一緒に紹介しちゃえという企画でした。
コースで料理を提供しながら、生産者にはローテーションで各テーブルに座っていただき、皆さんと同じ目線で一緒に食事をしながら、いつもの苦労や熱い思い、ぶっちゃけ本音トークをして貰ったのですが、本当に濃密で厚い約3時間半だったと思います。
写真は参加して頂いたお客様の撮られた物を借用させて貰っております
(さすがに写真を撮っている余裕はありませんでした 苦笑)
こうして写真を見返してきても、あの時の雰囲気が蘇ってきます
スタートはこの一皿!!
「横田さんの食用バラと蜂蜜、そしてスパークリングワイン」
敢えて自画自賛しますが、このバラの一皿は衝撃的な味わいです
あまりの美味しさと嬉しさに、横田さんはうっすら涙を浮かべていたのを僕は見逃しませんでした。
これはアレコレ言わずに、とにかく皆さんに一度体感してもらいたい味。
脳天ビビビッ系です。
前菜は「大地のパフェ」
器の底には畑の土をイメージして、平塚産釜揚げシラスとジャガイモで作ったブランダッドを敷き、
そのこから横田さんや臼井さんの野菜たちがニョキニョキ生えています。
それを自分で収穫しながら食べると言う趣向。
オマケに半分食べ進んだら、上からドレッシングソースを自分で掛けてもらうのですが、シェフ曰くそれは畑に雨が降るイメージだそう
シェフやるね!!
こちらは平塚沖で揚った平目と、秋葉さんの農林一号(ジャガイモ)のガレットの一皿。
平目は骨付きのまま筒切りにし、美味しさを逃がさずに、そして秋葉さんのジャガイモはダイレクトに美味しさが伝わるようにシンプルなスタイルで。
メインディッシュは「みやじ豚のロースト」なのですが、実は付け合せの玉ねぎがメインみたいなくらい美味しくて・・・
上記と同じ秋葉さんが作る玉ねぎを、皮付きのまま丸ごと塩釜焼きにしてみました。
これはサイコー♪
実は塩釜の塩の中に、静岡の善光園さんの玄米ほうじ茶を練りいれてあり、皆さんの前で塩釜を割りサーブしたのですが、お茶の香りが玉ねぎのツンとした青い香りを消してくれていて、とにかくいい香り
お味もトロッと甘〜い仕上り^^
そして今回のスマッシュヒットの一つがコースの最後に出たこちら!!
埼玉の大西さんの作る「ワクワク米のオジャ」
オジャはスペインの郷土料理の土鍋料理で、日本のおじやの語源になっているもの。
つまりそのままおじやな訳ですが(笑)、土鍋の蓋を開けた瞬間から笑顔が止まりません
なぜって・・・もうワクワク米のいい香りがダイニング中に立ち上り、思わず笑顔になっちゃうくらい。
自然栽培の野菜とお米から取ったフォン!?だけで炊いているので、とってもナチュラルなんだけど、お米一つ一つが最後の最後までちゃんと主張した薄旨の傑作
あまりの美味しさに、大西さん本人から「この料理はまるで万華鏡♪」と命名までして貰っちゃいました(笑)
そしてコースの〆を飾るデザートは「緑茶のスフレ」
このデザートは前日の夜まで試行錯誤を繰り返し、最後の最後に出来あがったデザート。
善光園の増田さんのお茶が存分に活きた出来上がりになっていました。
こちらが横田さん。
平塚の城所で食用ばらと野菜の生産をしています。
静岡・牧ノ原でお茶を作っている増田さん。
雄弁に語るタイプではありませんが、一つ一つ丁寧に自分の農業について語っていました。
埼玉の蓮田でお米を作っている大西さん。
大西さんのお米たちはとにかく元気で活き活きした味わい!!
面白いことに、生産物には間違いなく作り手の性格や人間性が反映されるんです。
彼女は埼玉の川越で就農している永野さん。
今回は畑の端境期もあり、彼女の野菜はコースに含まれていなかったのですが、わざわざ駆けつけて下さり、皆さんと交流を深め、また女性の目線からの農業を語ってくれました。
春には色々な野菜が夕陽ヶ丘ファーマーズに届きますので、皆さん乞うご期待!!
今回生みの苦しみを存分に味わった手塚シェフは、料理が終った後に皆さんに料理にかけた思いを語ります・・・が撃沈(笑)
上手にしゃべれなかったと、本人は会終了後も反省しきりでした^^;;
でも料理は過去最高の切れ味でしたよ^^/
ルミエールワイナリーの「ペティアン オランジェ」
食事のスタートを彩ります。
今回はセオリーを無視!!
前菜には「四恩醸造 窓辺クレーレ」
「大地のパフェ」の野菜たちと互角に、対等にやり合い、皆さんからもマリアージュが好評な組み合わせでした。
こちらは今回のワイン部門のメインと言ってもいい「金井醸造場 2012甲州朝焼け」
イベントの5日前に抜詮し、デキャンタージュをしておきました。
狙い通りちょうど開き、柔らかく優しい香りと、口の中いっぱいに面に広がる旨味が、最高の味わいでした!!
イベントが終わり感じた事は、今回のこの取組はアッシュ×エムに取って一つの大きなターニングポイントになるのではないかと言う事。
きっと手塚シェフやスタッフに取って何かを得るきっかけになっていると思うし、またきっと生産者の皆さんにとっても脳みそと体中の細胞が刺激された夜になったのではないでしょうか。
最後にご参加頂きました皆様、また色々とご協力頂きました皆様、本当にありがとうございました。
また是非同様の催しを開きたいと思います。
今回参加できなかった皆様、お楽しみしておいて下さい
先日16日(土)に以前から告知をしておりました、『BIOファーマーズディナー「自然栽培農家と語る会」』を開催いたしました
当日は定員を超えるお客様で、店内は非常に盛り上がりました。
今回は皆さんに自然栽培で作られる生産物をご紹介しつつ、作っている本人も一緒に紹介しちゃえという企画でした。
コースで料理を提供しながら、生産者にはローテーションで各テーブルに座っていただき、皆さんと同じ目線で一緒に食事をしながら、いつもの苦労や熱い思い、ぶっちゃけ本音トークをして貰ったのですが、本当に濃密で厚い約3時間半だったと思います。
写真は参加して頂いたお客様の撮られた物を借用させて貰っております
(さすがに写真を撮っている余裕はありませんでした 苦笑)
こうして写真を見返してきても、あの時の雰囲気が蘇ってきます
スタートはこの一皿!!
「横田さんの食用バラと蜂蜜、そしてスパークリングワイン」
敢えて自画自賛しますが、このバラの一皿は衝撃的な味わいです
あまりの美味しさと嬉しさに、横田さんはうっすら涙を浮かべていたのを僕は見逃しませんでした。
これはアレコレ言わずに、とにかく皆さんに一度体感してもらいたい味。
脳天ビビビッ系です。
前菜は「大地のパフェ」
器の底には畑の土をイメージして、平塚産釜揚げシラスとジャガイモで作ったブランダッドを敷き、
そのこから横田さんや臼井さんの野菜たちがニョキニョキ生えています。
それを自分で収穫しながら食べると言う趣向。
オマケに半分食べ進んだら、上からドレッシングソースを自分で掛けてもらうのですが、シェフ曰くそれは畑に雨が降るイメージだそう
シェフやるね!!
こちらは平塚沖で揚った平目と、秋葉さんの農林一号(ジャガイモ)のガレットの一皿。
平目は骨付きのまま筒切りにし、美味しさを逃がさずに、そして秋葉さんのジャガイモはダイレクトに美味しさが伝わるようにシンプルなスタイルで。
メインディッシュは「みやじ豚のロースト」なのですが、実は付け合せの玉ねぎがメインみたいなくらい美味しくて・・・
上記と同じ秋葉さんが作る玉ねぎを、皮付きのまま丸ごと塩釜焼きにしてみました。
これはサイコー♪
実は塩釜の塩の中に、静岡の善光園さんの玄米ほうじ茶を練りいれてあり、皆さんの前で塩釜を割りサーブしたのですが、お茶の香りが玉ねぎのツンとした青い香りを消してくれていて、とにかくいい香り
お味もトロッと甘〜い仕上り^^
そして今回のスマッシュヒットの一つがコースの最後に出たこちら!!
埼玉の大西さんの作る「ワクワク米のオジャ」
オジャはスペインの郷土料理の土鍋料理で、日本のおじやの語源になっているもの。
つまりそのままおじやな訳ですが(笑)、土鍋の蓋を開けた瞬間から笑顔が止まりません
なぜって・・・もうワクワク米のいい香りがダイニング中に立ち上り、思わず笑顔になっちゃうくらい。
自然栽培の野菜とお米から取ったフォン!?だけで炊いているので、とってもナチュラルなんだけど、お米一つ一つが最後の最後までちゃんと主張した薄旨の傑作
あまりの美味しさに、大西さん本人から「この料理はまるで万華鏡♪」と命名までして貰っちゃいました(笑)
そしてコースの〆を飾るデザートは「緑茶のスフレ」
このデザートは前日の夜まで試行錯誤を繰り返し、最後の最後に出来あがったデザート。
善光園の増田さんのお茶が存分に活きた出来上がりになっていました。
こちらが横田さん。
平塚の城所で食用ばらと野菜の生産をしています。
静岡・牧ノ原でお茶を作っている増田さん。
雄弁に語るタイプではありませんが、一つ一つ丁寧に自分の農業について語っていました。
埼玉の蓮田でお米を作っている大西さん。
大西さんのお米たちはとにかく元気で活き活きした味わい!!
面白いことに、生産物には間違いなく作り手の性格や人間性が反映されるんです。
彼女は埼玉の川越で就農している永野さん。
今回は畑の端境期もあり、彼女の野菜はコースに含まれていなかったのですが、わざわざ駆けつけて下さり、皆さんと交流を深め、また女性の目線からの農業を語ってくれました。
春には色々な野菜が夕陽ヶ丘ファーマーズに届きますので、皆さん乞うご期待!!
今回生みの苦しみを存分に味わった手塚シェフは、料理が終った後に皆さんに料理にかけた思いを語ります・・・が撃沈(笑)
上手にしゃべれなかったと、本人は会終了後も反省しきりでした^^;;
でも料理は過去最高の切れ味でしたよ^^/
ルミエールワイナリーの「ペティアン オランジェ」
食事のスタートを彩ります。
今回はセオリーを無視!!
前菜には「四恩醸造 窓辺クレーレ」
「大地のパフェ」の野菜たちと互角に、対等にやり合い、皆さんからもマリアージュが好評な組み合わせでした。
こちらは今回のワイン部門のメインと言ってもいい「金井醸造場 2012甲州朝焼け」
イベントの5日前に抜詮し、デキャンタージュをしておきました。
狙い通りちょうど開き、柔らかく優しい香りと、口の中いっぱいに面に広がる旨味が、最高の味わいでした!!
イベントが終わり感じた事は、今回のこの取組はアッシュ×エムに取って一つの大きなターニングポイントになるのではないかと言う事。
きっと手塚シェフやスタッフに取って何かを得るきっかけになっていると思うし、またきっと生産者の皆さんにとっても脳みそと体中の細胞が刺激された夜になったのではないでしょうか。
最後にご参加頂きました皆様、また色々とご協力頂きました皆様、本当にありがとうございました。
また是非同様の催しを開きたいと思います。
今回参加できなかった皆様、お楽しみしておいて下さい
コメント
コメント一覧 (3)
コメントありがとうございます!!
また我が家のお弁当をご注文いただいたようで、重ねてお礼致します。
ファーマーズディナーの次回開催はまだ決まっていませんが、是非季節を変えて行いたいと思います。
その時には是非いらして下さい。
また日々の情報はfacebookページで更新しておりますので、そちらも「いいね!」していただきチェックしてみて下さい。
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