今日は我が家の野菜たちをご紹介

我が家の野菜はそのほとんどが平塚で大切に育てられている無農薬野菜です。
代表的な農家さんは南金目の臼井さん城所の横田さん万田のサンメッセさん、東豊田の村山さん、片岡の山岸さんなどなど

特に臼井さんや横田さん、サンメッセさんは農薬を撒かないだけではなく、土地に肥料を与えない『自然栽培』に取り組んでいます

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こちらが臼井さん
パッと見イカついですが、とってもナイーブで優しい、そしてメッチャ熱い人です
畑の事を語り出したら止まりません(笑)

臼井さんと話をすると、毎回必ず何かを教えて貰えます。
彼は農業従事者というよりは、「農哲学者」「農探究者」とでも言ったらいいかな

先日僕らが臼井さんの畑に収獲をしにいった様子がこちら
素晴らしいでしょ

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こちらは横田さん
横田さんはとてもユーモアがあって、サービス精神にあふれた方です。
元々の本業はバラの生産者でしたが、ある時から自分自身が実験台!?となり、全くの無化学農薬栽培で食用のバラを作り始め、
(簡単に書きますが、バラに農薬撒かないで育てるって至難の業です
100種を超えるバラの味見をして、美味しい物だけを選りすぐり生産しています。

その食用バラがきっけでご縁を頂き、SunSunマルシェを始めたのは、彼と何か始めようと意気投合してからなんです


また彼らは『固定種』にこだわり、巷の『F1種』を使いません。

『固定種』とは簡単に言えば、在来種、純系種、つまり昔からその土地で栽培されている種類の野菜。
今まではキュウリでもナスでも人参でも、その土地その土地に合ったものが育てられていた訳です。

ところが『F1種』というのは、形が良いとか多産性だと言った、それぞれの種が持つ特徴を出す為に人為的に品種交配されたもの。
確かにこれにより、農業生産性はグッと上がったのですが、こいつらは種が取れません。
つまり一代しかその特性を保てないようになっています。
だから毎年種苗メーカーから種や苗を買わなければいけない・・・うまく出来てます。

でもそんな野菜って・・・本当に大丈夫なのでしょうか?

自然栽培にこだわる彼らから話を聞かなければ、飲食の仕事を20年以上やっているボクですら知りませんでした





こちらはサンメッセ進和の三浦さん
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進和学園はこの平塚で50年以上つづく知的障害者の支援を行っているホームで、農業以外にもパンやクッキーを作ったり、クラフト工芸を作ったりなど、障害のある皆さんの就業支援を行っています。
そのサンメッセさんが作る野菜がメッチャ美味しいんです

今の季節だと安納芋や、秋が旬の原木シイタケは肉厚ジューシーで最高です




そして時々、こんな方々もわざわざやって来てくれます!!

写真に出ているのは埼玉で自然栽培でお米を作る大西さんと、静岡で同じくお茶の栽培をしている増田さん。
他にもまだまだたくさんの農家さんが、一生懸命に作った生産物を我が家では使わせて頂いております。

そんな彼らが暑い夏も、凍てつく冬の日も、もも関係なく大切に美味しくて、健全な野菜を育ててくれなければ、我が家の料理は成立しません
本当に感謝感謝です

そんな安全で美味しくて健康的な野菜たち、アッシュ×エムではメイン料理の半分以上(付け合せというよりほぼ主役)に、モトロッソでは大人気バーニャカウダになって登場

現在新商品も開発中なので、完成したらご報告します