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柴田さんからブドウの仕立てや品種ごとの違い、栽培の苦労話などイロイロな話を伺いながら、畑の急な斜面を下りると次に向かったのが、畑とは反対側にあるトンネルカーブ。

シャンパーニュに視察に行った時に感激した園長先生が、自分で穴を掘りはじめて
(最終的にはプロにお願いしたようですが 笑)
作ったカーブだそうで、中に入ると30度近いある今日でも16度くらいに保たれている、ワインにとっては万全の環境。

そのカーブの中でも貴重なワインのテースティングをさせてもらい、
汗だくになっていたメンバーもまたまた元気回復で、テンション

そしてその後はお待ちかねのランチタイム。
もう皆お腹ペコペコの状態で待ってました!という感じ(笑)

そしてそのランチプレートと一緒に5種類のワインが用意され、もう皆大満足。

まず最初に出て来たのが2009『あわここ』。
甲州主体で少しだけケルナーが入ったペティアン。
無ろ過で亜硫酸無添加のこのワインは、シードルのような気軽に楽しく飲める一杯。

2種類目は2009『農民ドライ』。
北海道・余市のミュラートゥルガウと山形・上山のシャルドネを使い、フレッシュでクリーンな一本。
香りを嗅ぎ、一口目の印象でバターソース系の魚料理のイメージが浮かんでくり。

3種類目が2008『北海ケルナー』。
農民ドライの後に飲んだ最初の印象は、非常に糖を感じるタイプ。
でもそれは嫌な意味で甘いというのではなく、味わいに厚みをもたせ、リッチな味わいに仕上がっています。
香りは紅茶のような甘く高貴なアロマ。

4種類目が2007『甲州F,O,S』。
この勝沼産の甲州100%で造られるワインは、白ワインでありながら、赤ワインのようにブドウの皮や種などとしっかりスキンコンタクトさせて造る常識破りの一本。

シェリーのようなドライでボディのしっかりした出来。

5種類目は赤ワインで2007『風のルージュ』。

メルロとツヴァイゲルトレーベを主体に造られたこのワインは、今では手に入らない貴重なワイン。
このワインが飲めただけでも今回わざわざ栃木まで行った甲斐があったと思わせる一本です。

もう大満足という他ありません。

本当にココファームワイナリーの皆さんありがとうございました。