今日の出来事です。

朝いつものように出勤。
アッシュ・エム、モトロッソ両店の準備を確認しつつ両替などのため銀行へ向う。
ここまでは至っていつも通り。

モトロッソを出て道を渡ると、
ハローワークの前の歩道に何時にも増してたくさんの原チャリが停めてあった。

その横を目の不自由な60歳位の女性が杖をつきながら歩いていた。
どうやら彼女は歩道上の歩行帯を目安に歩いて来たのだけれど、
そこにたくさんの原チャリが停まって居る為に非常に歩きづらそうにしていた。

その横を通り過ぎながら心の中で、
「すぐに止まって手を貸してあげようか」という思いと、
「時間が無いから仕事が間に合わなくなっちゃうなぁ〜」という思いの葛藤が・・・
30m位進んでから「やっぱり戻って手を貸さなきゃ」と思い直しUターンをすると、
40代の男性が声を掛けて手を貸していらっしゃるところでした。


その光景を見ながら思ったことが幾つか・・・

「手を貸してくれている人がいて良かった〜」というホッとした思いと、
「なぜ自分はその場ですぐに自転車を降りて、手を貸せなかたんだろう」という後悔の気持ちと、
「こんなにたくさんの若い人たちが周りに居るのに、他の人たちは何故もっと早く声を掛けられないんだろう・・・」という小さな怒りと、
とにかくとても複雑な気持ちになりました。


それからすぐに銀行に向かい両替を終わらせ店に戻ると、
途中でまた先ほどの女性にすれ違った。

ボクら健常者だったら自転車に乗って数分で往復出来る距離でも、
障害のある方にとっては非常に遠くて時間の掛かるものなんだと改めて知り、
より一層の後悔と反省の思いで胸がいっぱいになりました。


皆さんならすぐに声を掛け、介添えしてあげられますか?



そして皮肉な事に、
今晩から始まる商工会議所青年部の勉強会が「自己欺瞞」について・・・
まさにこれが自己欺瞞だよなぁ〜・・・反省