最近のニュースで気になったものをいくつか・・・


女性シェフが三ツ星獲得、名門タイユバンが二ツ星に降格

これはフレンチの仕事をしている人間にとっては、結構重大ニュース。
あのタイユバンまでが三ツ星から降格になるなんて・・・
代わりにという訳ではないが、一時評価が下がっていた南仏の「ピック」が久しぶりに三ツ星に返り咲きを果たした。
しかも現在のシェフが孫娘のアンヌソフィー・ピックという事で、女性としては現在唯一、歴代でも4人目の快挙だそう!!

まさにこれは栄枯盛衰を地で行くニュース。
ピックと言えばおじいちゃんやお父さんの代は超有名三ツ星だったのに、近年評価が下がって低空飛行だったのに、
孫娘が継いでから女性の視点でお店作りを進め評価が鰻昇りで、なるべくしてなった感じ。
一方のタイユバンと言えばフランス料理界を代表するお店で、激戦区パリにあって30年以上もずっと三ツ星に君臨してきたお店であり、
フランス料理のひとつの歴史と言っても過言ではないだろう。
オーナーのブリナ氏のシェフを見分ける眼力は凄く、若手の有望な料理人を発掘してはシェフにしてきた訳ですが、何人もシェフが変っているにも関わらず、レストランとしての総合力を維持し星を落とさずにいたのです。
(タイユバンには色々な伝説が残っていて、かのダリがペットの虎を連れて食事に来た事もあるらしいです!!←これ実話)



月間少年ジャンプ休刊決定

これも結構なニュースですよね!!
ボクらジャンプ世代にとっては幾ら「月ジャン」とはいえ、あの集英社の代表少年誌が休刊になる訳ですから、時代を感じますよね〜・・・
最近では東京だと、フリーペーパーの域を超えた立派なマンガが駅で配られてたりとかして、かなりの競争なんでしょうね〜。
ジャンプに連載されるマンガと言えば、必ず「勧善懲悪」をテーマにしたものばかりなのですが、
皮肉にもキレイゴトだけでは割り切れない世の中になったと言うことでしょうか・・・



中村紀洋中日ドラゴンズと育成選手契約

元オリックスの中村が中日と契約、しかも育成選手契約で。
年俸が2億円(推定)から、育成選手の最低保障額の400万円になっちゃうらしい。
中村といえば日本の球界を代表するスラッガーで、一昨年はドジャースで大リーグに挑戦をしていたり、
その前の近鉄時代には、最高年俸5億円をもらっていた選手だったのに・・・
コメントを見ると今年中村のところに請求の来る税金の金額が8千万円くらあるらしくて、今年の年俸ではとても払えないんだって。
でもおかしくない、去年までずっと数年間数億円の給料を貰っていて(ドジャース在籍時は違うようですが)、8千万円の貯蓄がないっていったいどんな風な生活をしてきたんだろう?

それに他の球団にも凄い金額を貰っている選手はたくさんいるけれど、そいつらは本当にその金額に見合うだけの利益を各球団にもたらしているんだろうか、甚だ疑問でしょうがない。
5億円の給料って、いったい幾らの売上が上がれば元が取れるんだろう?

だいたい日本の球界の選手の年俸は絶対におかしいよ!!
毎年冬のストーブリーグでの選手の契約更改を見ていると腹が立つけど、
一昨年の暮れのタイガースの更改なんか最悪で、いくら活躍をして優勝をしたからって前年より一億円近いアップ提示が不服で蹴っ飛ばすって、いったいどういう感覚をもってるんだろう?
つい数年前まではお前ら高校生だっただろってヤツらが偉そうに・・・


元々野球の嫌いな人間なんで(野球好きの方すみません)、今回の中村の件はなんだか「ざまぁ〜みろ・・・」と思っちゃいました。